ドルコスト平均法はだいたいどの情報を見ても

メリットばかりが取り上げているので

今回はあえてデメリットだけに目線を向けてみる。

そうすると何かが見えるかもしれない。

ということで、まず比較対象を作ろう。

毎月10万円を10年間毎月初めに合計120回購入するドルコスト平均法と

1回で1200万円で購入する

2パターンで比較し、

しかもデメリットになりうる条件でだけ比較してみる。

まず最初に気づくことは、ドルコスト平均法では

株式投資で重要な要素の1つである手数料が購入の度にかかる。

最近は手数料が安いネット証券会社も多いが

米国証券会社などに比べるとまだまだ高いようだ。


もう一方の1発購入の方は手数料は1回のみである。(維持費は除く)

他に考えられるのはリターンを得るチャンスを多く失うことがあげられる。

個別銘柄に投資するのかETFなのかコモディティなのかは分からないが

ある時点でリターンが得られると思って購入するので

未来がどうなるのかは結果論であるため(ある程度は歴史が教えてくれる)

ドルコスト平均法では

リターンを得るチャンスを多く失う可能性も見込まれる。

また、同じ銘柄をずっと毎月購入する行為は

そもそもリスク分散と言えるのか疑問が残る。


まとめると大きなデメリットとしては

①手数料がかかる

②利益の損失

以上この2つです。

投資は自己責任です。

メリットとデメリット両方を知った上で決断しましょう。