投資って色々あると思いますが、

不動産は株やFXと違って実物資産なので

相場感や環境によって市場と価格に【歪み】が生じます。

例えば不動産の場合、路線価や固定資産評価額がいくらだから

その物件は必ずこの金額になりますってことにはならないですし

物件のメンテナンス状況だったり入居状況だったり

市場のキャップレートだったり近隣類似物件の取引履歴だったり

売主さんの懐事情や家庭事情や財務状況次第で

金額はいわゆる【相場】とはかけ離れる場合があります。


株式やFXはどこの証券会社でも手数料は違えども

価格は一緒ですし、価格の交渉とかってないですよね。

相場次第で価格で変わります。

そしてその【相場】とは

隣に座ってスマホで株式取引をしてるかもしれませんし

日本の有名なファンドかもしれませんし、

ウォーレン・バフェットかもしれませんしジム・ロジャースかもしれません。

しかし不動産の場合ライバルは近隣の大家さんが相手です。


その代わりというわけではないですが、

金融資産は流動性が凄くいいです。

基本的には株式は平日の9:00~15:00まで

FXは平日は24時間。

しかし不動産の弱点は金融資産に比べて

流動性が悪いのと取引コストが高いです。

売りたいときにすぐに買い手が見つかるとは限りませんし、

買い手が融資を組む場合は1ヶ月近くかかりますし、

取引する度に仲介手数料や不動産取得税、印紙代はかかりますし

保有する場合は毎年固定資産税がかかります。


ただ上記にあげた不動産は【相場】に対して【歪み】が生じる場合がありますし

取引コストは契約する前から計算できますので、

その費用を最初から考慮すればいいだけです。

しかも不動産は融資というレバレッジを使って投資ができる最高のツールだと思っています。


このレバレッジが効いていない融資をしている人も中にはいますが、

その辺はまた今度。